思ったように睡眠ができないと不快に感じている方が増えているようです。中には睡眠障害になってしまっている場合も。快眠グッズを使いさまざまな対応策を試してみましょう。
今回は湿度について。加湿器や除湿機についてもお話します。
・寝室の空気が重要な理由
寝室の空気に着目したことはありますか?寝る場所の空気なんて気にしたことがないという方もいるでしょう。
実は寝室の空気はとても重要。それは、寝室の汚染濃度。
寝室が汚染されているなんて思いもしませんよね。実は、外の空気より5倍も汚染濃度が高いのです。
布団にはダニ・ダニの糞・死骸・ホコリなどさまざまなものがたくさんあり、喚起をすることが少ない寝室は環境がいいとはいえません。
このような物質を寝ている間に吸い込んでいると、体の細胞は汚染物質から守るように働きます。本来睡眠は体の細胞を回復させるためのもの。回復作業に徹することができなくなり起きたときに疲れが残った感覚になるのです。
体を休ませるための睡眠なのだから、寝室は綺麗にしておくことが重要!
空気清浄機を使用して空気を綺麗にすることが大切です。
・加湿器の効果や使用方法とは
乾燥時期は加湿器が活躍しますね。今や加湿器を持っている方はたくさんいるでしょう。
反対に、加湿器の効果が期待できず持っていない方もまだ多くいます。
実際、加湿器の効果はどういったものなのかご存知ですか?
花粉症で悩んでいる方は湿度が大事。湿度があると花粉が舞い飛ぶのを防ぐことができます。また、ウイルスが飛びまわるのを防ぐので風邪やインフルエンザの予防にもなります。
喉にウイルスがついて風邪に繋がる可能性も高くなるので健康面からみて、加湿器は大切な役割があることを忘れないようにしましょう。
使用方法は、毎日1回は水の入れ替えをして月1回は内部の掃除をしてカビなどを防ぎましょう。
内部ヒーターの手入れも重要です。
メンテナンスが大変ですが、綺麗な空気を保つために大切なことなので行いましょう。
・冬に寝るときは加湿器がいい?
冬は寒いので暖房を付けますね。暖房をつけると空気が乾燥してくるので、目も喉も顔もパリパリになってきます。暖房を付ける時期は加湿器を必ずつけるようにしましょう。
寝るときにも暖房を付ける方は、加湿器もつけておきましょう。寝ているときは口の中も乾燥します。そこへウイルスが付着して風邪やインフルエンザを引き起こすことになりかねません。暖房をつけて寝るなら、さらに乾燥してしまうので加湿器を付けることはとても大切なことです。
ただ、暖房のタイマーをセットして寝るようであれば湿器もタイマー設定します。
暖房が切れて加湿器だけ動いている状態だと、朝結露してしまう可能性があるからです。
木造の建物だと、結露で家が老朽化してしまうこともあります。
加湿器を上手につかい、睡眠を心地のいいものにしましょう。
・除湿機の効果や使用方法とは
加湿器とは反対に除湿機もあります。除湿機の効果はご存知ですか?
除湿だから湿度を下げるものだということはわかりますよね。ではなぜ湿度を下げる必要があるのでしょう。
夏は湿度が高く、体が重たくなり疲労を感じます。この疲労感は湿度が高いことで体温が高くなってしまうからです。湿度をさげることで体温が下がるので体が楽になり過ごしやすくなるのです。そこで除湿機の出番。体が楽になることに加え、室内の湿度を下げてカビの発生を防ぐ効果もあります。カビの繁殖は誰もが避けたいところ。除湿機があれば洗濯物も早く乾きますし、洗濯物の生乾きのにおいを防ぐ効果もあります。
使用方法は、部屋全体の除湿をしたいときは部屋の中央に置きましょう。排気口が塞がれることなく使用できるからです。洗濯物を乾かしたいときはその真下に置くといいでしょう。
カビの時期にはコンプレッサー式の除湿機がおすすめ。時期によって除湿機の種類を変えることも効果的です。
・ジメジメしている梅雨に寝るときは除湿機を使ってみよう
いつまでこのジメジメが続くの?と梅雨時期はイライラしがち。体も布団も湿度が高くなってしまい寝心地がいいとはいえませんよね。
寝心地が悪ければ、ぐっすりと眠ることができないので体がきちんと休めていない可能性が。
湿度の高い季節は疲れも目立ちます。この時期は除湿機を一晩中つけてしっかりと眠りましょう。加湿器とは違い、除湿機はつけたままでも問題ありません。
エアコンの除湿機能を使ってもいいでしょう。眠っている間は温度調節をすることができません。エアコンであれば温度も調節しつつ除湿もしてくれるので睡眠時にはそちらの方がおすすめです。
湿度が下がれば不快感も軽減されゆったり眠ることができるので、梅雨時期から夏場は湿度調節をしてみましょう。
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意外と湿度は体に負荷をかけることがあります。夏でも冬でも一定ではない湿度ためにゆっくりと眠ることができないのは辛いものです。
睡眠障害にならないよう、体の声に耳を傾けて無理をしないようにしましょう。健康第一です!